[21日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>のモイニハン最高経営責任者(CEO)は21日、個人消費が力強いことで米経済成長は持続するとの見方を示し、米国が景気後退(リセッション)に陥る可能性があるとの見方を退けた。

モイニハンCEOはCNBCのインタビューに対し、「基調的な消費は堅調で、所得も増えている。より重要なことに消費は拡大している」と述べた。

米中貿易戦争が激化する中、米国が景気後退に陥るとの懸念が台頭。こうした中、米債券市場では先週、景気後退入りの兆とされる2年債と10年債の利回りの逆転が発生した。

モイニハンCEOはこれについて、長短金利の逆転は必ずしも景気後退入りを示唆しているわけではないとの見方を示した。