次世代カミオカンデ建設へ 岐阜県飛騨市に
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
水槽の直径74メートル!現役のスーパーカミオカンデの水槽の約2倍です。
ニュートリノは電荷がないため、ほとんど物質と相互作用しません(なので地中奥深くの水槽まで届くきます)が、ごく稀に作用することがあるのでそれを検知する確率を上げるために大きな水槽を使うのですね。広く静かで暗い闇の中からチラッと光る一筋の軌跡をとらえようという試みです。
スーパーカミオカンデは11月に一般公開もされるようです!
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/pr/event/2019/07/skopen.html実験の一つとして、東海村から発射するニュートリノをカミオカンデの水槽で受け取って、その結果として分解された粒子を真空管が感知して光るという仕組みだそうです。ニュートリノを発生させスピードを上げて飛ばす際に相当の電力がかかること、それをカミオカンデに命中させることは難しいことなど、興味深い話をカミオカンデ近くの施設で聞きました。詳しくは分からないのですが、反ニュートリノという反対の特性を持つニュートリノも存在するはずなのに全く観測されない不思議を解くことが、この活動の目的(の一つ?)です。このような活動を日本の技術で行っていることに感動しました。
ハイパーカミオカンデにも予算を付けて早く実現して欲しいです。