[ロンドン 19日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は、現時点でマイナス金利は英国の選択肢ではないと述べた。総裁はウェブサイト「セントラル・バンキング」とのインタビューで「ここではマイナス金利は現段階で選択肢ではない。マイナス金利を利用している国を批判しているわけではないが、我々は選択肢とは考えていない」と述べた。

総裁は、フランスとドイツに対し、未清算のデリバティブ契約が英国の欧州連合(EU)離脱後もスムーズに機能するよう行動を取るべきだと呼びかけた。

インタビューは今月1日に実施された。総裁は同日、インフレ報告公表後の会見を行った。