皇位継承、秋にも議論本格化 「女系」に結論は出るのか
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現行制度では、一般女性は皇族になれるが、一般男性は皇族になれない。
「男性が権力争いをするとロクなことにならない」と言う歴史の知恵が男系天皇に拘ってきた理由である、と言う説に説得力を感じています。
女系天皇も認めよう＝一般男性にも皇族になるチャンスを与えるべきだ、と言う議論。
私は、その意味で女系天皇は認めるべきではないと思います。
また、「明治維新後は、権力と権威が完全に分断され、戦後もその傾向が強化されているのだから一般男性が皇族になれるようになっても、権力争いにはならない。」と言う理屈もあるかも知れません。
畏れ多い事ではあるけれども、私は懐疑的です。
（一部編集して再掲）
追記：
女性天皇は全く問題ないと思います。
一方、「女系天皇」を容認する方の意見を見ると、女性差別的な文脈で語っているのが多く、その原因として「女系天皇」と言う言葉がそもそも問題の本質を見えづらくしているような気がします。
解りやすく【一般男性でも皇族になれるのを認めるか？】と言う問題提起の名称に買えた方が良いと思います。
議論が迷走するのは、ほぼ名称の問題に思えますがいかがでしょうか。8人10代の女性天皇が存在する前例があるため、女性天皇はコンセンサスが取れやすいと思います。
▶︎ 二階俊博氏、女性天皇を容認 自民幹部初「国民に違和感ない」
https://www.sankei.com/politics/amp/160826/plt1608260009-a.html?__twitter_impression=true
今回の議論では、それにプラスαでどこまで対策案を打てるか。女性宮家・皇籍復帰・女系天皇の３つを現実的に検討できれば令和の御代の皇室議論としては十分なのではないでしょうか。
※私は男系継承こそ不動の伝統であると考えています。ただ、庶子継承（側室制度）が認められていないため、皇籍復帰も必要なのではないかと考えています。
https://www.youtube.com/watch?v=grZtqc7vrUc女系天皇だと「別の王朝になってしまう」という人がいますが、では、代わりに「男性旧宮家の復活」をしたとして、普通に考えたらこちらのほうがよほど「全然知らない人がどこかから湧いてきて皇位を簒奪した」感覚が強いと思います。旧宮家は、血筋的には500年だか600年だか遡らないと天皇に行き着かないと聞きますし、これまで長いこと一般市民として生活している方々です。国民から見た「正当性」としては、女性宮家・女系天皇のほうがはるかに自然な「正当性」があると思います。
一般女性が皇室にはいるのが問題ないのなら、一般男性が女性皇族と結婚して皇族になるのも何ら問題ないと思います。おそらくは今話題の某婚約内定者を想定しているのでしょうが、もしそういう仕組になったら、ちゃんと皇室会議の許可がいるようになり、変な人は入ってこれなくなると思います。女性皇族がたは、日本国のために、皇室を守ろうという、立派な志のある男子を選んでくださると信じていますし、日本国にはそんな男子が必ずいると思っています。美智子さまや雅子さまのように。
