【船橋屋の哲学】「ありのまま主義」でファンは増える

2019/8/17
若者には商品をPRしない
──前回の話にも出たように、就活生から大変な人気を誇る船橋屋ですが、そもそもどのようにして若い世代にリーチしているのですか?
渡辺 簡単なことです。
例えば、付き合っている彼女がいて、結婚を決めたとします。それで、彼女の両親に最初に挨拶に行ったとき、男としては何と言いますか?
親だったら、娘の彼氏からどんな言葉を聞きたいか。それはもちろん「幸せにします」に決まっていますよね。
なのに、「自分は〇〇大卒で、こんなにすごい仕事をしていて……」みたいな感じで、いきなり売り込んだら、どうなるでしょう? 僕が親だったら「帰れ」って言いますよ(笑)。
それと全く同じことです。ガツガツと宣伝してはいけない
マーケティングも「Being/これでいいのだ」の精神で、あえて商品のPRはせず、どうすれば「ありのまま」の自分たちに共感し、ワクワクしてもらえるのかを考えるのです。
本気で作った「ドラマ」が大当たり