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著者です。4回の特集、有難うございました。コメントくださった方にも多大な感謝です。

最適なターゲットだけではなく、
最適なタイミングで、
その状況にあったコンテンツを、
その人にあったコミュ二ケーション方法で提供できるようになり、
結果、物の売り切りから体験提供に企業の提供価値が変わる、という点に関して、2点ほど補足です。


本にもありますが、結局上記をまとめる概念として、ターゲティングが属性フォーカスから状況フォーカスになっている、ということだよなと思います。

例えば「赤ん坊が泣いていてどうしたらいいかわからない状況」は、属性ターゲティングの時代はお母さんをターゲットにするわけですが、私が甥の面倒を見ていても、私の父が孫の面倒を見ていても、同じ状況は発生しています。

今や、モバイル、IoT、その他のセンサーでその状況は的確にとらえられるようになっており、状況ターゲティングが可能な時代になったことを、上記の「ターゲット、タイミング、コンテンツ、コミュニケーション」のように分けて捉えるとよいだろうと思っています。

クレイトン・クリステンセンのジョブ理論と同じことを言っていますし、
NewsPicksのWeekly Ochiaiでも分人という言葉が使われていましたが、概念上は近いなと思っています。人は状況の集積に過ぎないということかと。


加えて、物売りの形式も変わっていくと思っています。
こうした寄り添い型、体験提供型になると、どんどんコマースは遍在化していきます。コマースが必要なタイミングで、正しいものが売られる形がとられ、モノが買いたい時でない場合は接客やサービスが提供される、という形になります。平安グッドドクターはまさしくこの例です。

コマースの遍在化において無視できない流れとしては、中国版TikTokやインスタグラムのように、「生まれたニーズに対応する」のではなく、「ニーズからそもそも生み出す」というプレイヤーが出てきていることでしょう。個人的にはこの流れに注目しています。