レイ・イナモトが語った「デザイン・シンキングの限界」の真意、21世紀の日本のチャンス
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注目のコメント
クリエイティブ・ディレクターのレイ・イナモトさんを取材しました。
近年注目を集める「デザイン思考」についての提言は非常に興味深かったです。
日本において、クリエイティブと経営戦略の距離が離れていたことに弱点はあって、「デザイン思考」というワーディングでそれをグッと近づけたことは、かなり意味のあることだったとは思うのです。
ただ、あまりにそれをフレームワークとして多用し、「すべてを解決する魔法の杖」的に考えすぎるのはどうなのか、という危惧にも思えました。MEMO高校からスイスへ留学ーー「我々は人として、ワクワクするようなことを見出していったほうが、もっと楽しいはず。僕らが“Business Invention”という言葉を使ったのはそういう意図で、結局、アートも音楽もカルチャーも『ビジネス』ですよね。そういったものも含めて、新しいものを発見して、新しいことを開発していく。その0→1を僕らが手助けしていけたらと考えています」(イナモト)