笠・三菱UFJ銀行福岡支店長に聞く ペーパーレス化推進11月めど 西日本の支店で初
産経ニュース
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注目のコメント
「具体的なベンチャー支援は?」
「三菱UFJ銀行として5月に東京で『成長産業支援室』を新設し、大阪に西日本担当を1人置いた。担当者はかなりの頻度で福岡に入り、マーケティングを進めている。この調査結果を基に、ベンチャー支援をしっかりするように、福岡支店に担当者2人を配置した。支援態勢を整えた」
→元銀行員ですが、これまで銀行では、スタートアップ系のベンチャー企業はサイズ的に零細企業としてカテゴライズされることも多く、銀行は不動産担保や過去の実績のトレンドをベースに貸し出してきました(全てBackward lookingです)
ベンチャー企業を支援するためには新事業を評価する必要があるのでForward lookingに審査目線を変え、将来のキャッシュフローをベースに貸し出しがする事ができるかが問われると思います。
実はM&Aやプロジェクトファイナンスのノンリコース型ファイナンスでは将来キャッシュフローのみを元に審査するforward lookingな見方ですので、その考え方を取り入れる必要があります。
そういう意味ではデットよりも出資の方が適しているかもしれません(リスクは高まりますが)。
最後に、大企業では新設部署や人事異動がアピールポイントになることが多いですが、それは初期コストに過ぎないので、審査手法の変化やベンチャー投資担当のグループ内の関連会社の取り組み等、実質的な変化に期待をしたいです。ペーパーレス化が進んでますね。福岡では某大手鉄道会社もペーパーレス化を進めていると聞いてます。ベンチャー支援やスタートアップとの協働、オープンイノベーションを進めたいのなら、働き方から時代に合わせるのはもはや必須だと感じます。