日本触媒、業界再編で狙う一石三鳥
日本経済新聞
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注目のコメント
面白いですね。
トップ企業とNo. 5企業はそれぞれが差別化していたが、統合されたらどうなるか。
(以下抜粋)
日本触媒の五嶋祐治朗社長は同社の弱点を「研究力はあるが、事業に結びつける力が弱い」と分析する。上流となる基礎化学品を手掛ける日本触媒は製品開発で自社原料にこだわる傾向があるためだ。2017年に独立していた研究開発組織を解体し、各事業部の下に個別の開発組織を置いた。事業化につなげる組織改革を実施したが「まだ事業化に対する意識が十分ではない」と強調する。
(中略)
調達原料を加工する三洋化成は、顧客が求める製品を提供するマーケティング力が強い。ニーズに応えて製品を増やした結果、手掛ける化学品の種類は3000種類超にのぼる。五嶋社長は「三洋化成は顧客のところへ通い、何を求めているのか探るのがうまい」と評価する。