スズキ「4代目ジムニー」、発売1年後の通信簿
東洋経済オンライン
13Picks
コメント
注目のコメント
いやね、ジムニーの開発責任者って大変ですよ。
ガチのマニアを裏切らず、新型出さなきゃなんですから。
しかも、一旦出したら20年ですよ。
こんなの誰もやりたくないでしょうに。
ジムニーは極めて忠実に作られたオフローダー。
オフロードで重要なのはどこでも入っていける車両把握性と、どんな状況でも揺れずに運転できるドライビングポジション。
その良さが普段乗りでも感じられる力作だと思ってます。
個人的にはオフロード性能なんてどうでもいい、廉価な2WDモデル出して欲しいくらい。
そのくらい、普段乗り用乗用車として秀逸かと思います。「4代目ジムニー」は今までの買い替えだけでなく女性も含めた新規顧客も多いそう。指名買いされるため同社のハスラーとカニバル事もない。人気の一番の理由はその見た目。「360ccの軽でジープをつくる」というコンセプトから生まれたそのデザインは可愛いのに四駆で力強い走りが可能というギャップを作り上げた。加えて世界的には唯一の軽自動車規格は海外の山岳部などの道が狭く険しい地域のニーズともフィットした。外観は原点回帰したがカラーバリエーションは若者にも好まれるようなラインも取り揃え、街乗り需要も決して見捨てていない。マニュアルシフトを残している点もニクい。
この事例はとても参考になると思う。まずペルソナという概念は描いていたらここまで広くの層にアプローチしようとは思えない。しかもプロダクトアウト的な要素も踏まえながら今の市場ニーズも漏れなく拾い上げてる。ほんとにすごい!