れいわ新選組の障害者2人に制度の壁 臨時国会に「登院できない」
コメント
注目のコメント
誰かに具体的な不利益が発生しないと「違憲」を理由とする訴訟とかはできないのが日本という国であり、今回のような状況を【参政権が阻害され議員として不利益を被っている状況】として具体的に描いて見せる必要がある、という単にそういうことでは? お二人だけではなく、こうした制度の不備によってこのお二人が議員活動を行えないとなれば、票を投じ代表として選んだ投票者はその参政権を阻害されているとも考えられ、そのような状況も違憲という理屈も成り立つように思う。
そんなことせんで議会で多数派を形成して法改正に進めるというのは正論ではあるけど、なんたって重度障害の議員って2人しかいなくマイノリティ中のマイノリティなわけだし、東に西に調整に走れる状況でもないだろうから、そういう戦い方になったとしてもまったく不思議ではないし、むしろ現状では執るべき戦術なのではと思う。
なお「違憲を正すために訴訟を起こすには不利益を被っている人がいないといけない(作り出さないといけない)」みたいなこの現状自体が誤りだと思うので、憲法裁判所は設置されていて然るべきである。
それゆえ、個人的に日本維新の会は大嫌いなのだが、彼らの改憲案に憲法裁判所の設置がある点は評価している。浮き彫り感がすごい。結局「総活躍社会」というフレーズだけでは実効性はない事が明白に。こうやって課題を一つ一つ解決して行けばいい。今回の擁立・当選がただのパフォーマンスだったとしても、当院前から良い問題提起を国会にしてくれてるのだと思う。
どちらの人についても経歴を知らないけれど、これまではどうしていたんだろう。登院できない場合は、重度の障がい者は働く権利が保障されないということにも繋がる。どんな判断になるのか興味深い。