AI投資に12兆円ファンド ソフトバンクGが2号案件
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シリコンバレーで、日々現地のVCと話している中で、SVFの存在感はかなりのものを感じています。規模が規模なので、現地VCの観点では、投資先にSVFも投資すればバリュエーションが高騰するし、逆に投資したくてもSVFが既に投資していると、高すぎてお金を入れられないといった具合のようです。
また、つい先日SVFの社員と話した感じでは、シリコンバレーオフィスに勤務するプロフェッショナルの数は120人程で、物凄い勢いで拡大中。インダストリーで5つのチームに分かれており、インバウンド案件に投資することは殆どなく、アウトバウンドで決まる案件が多い。
孫さん自身から落ちてくる案件ももちろんあるが、案件獲得でキーとなっているのは元GoogleやLinkedinの幹部などのManaging Directorで、彼らのネットワークが非常に大きいという話でした。彼自身が孫さんにピッチすることも多いようです。ソフトバンクは新たな成長軌道に入ってきました。
今や世界のプロが束になっても叶わない投資会社であり、2号ファンドだけで全世界のベンチャーキャピタルの合計投資額を上回ります。
ウォーレン・バフェット、ジム・ロジャース、ジョージ・ソロスという世界の3大投資家を足しても叶わない断トツの投資先発掘の選定眼を孫正義は持っている、ということでしょう。
その原点は、ロケット佐々木(佐々木正・元シャープ副社長)の教えにある、と私は見ています。詳しくは、こちらをご覧ください。
http://jun-ohsugi.com/column/ikiruchikaraikasuchikaraSVFが投資を始めてシリコンバレーを中心としたグローバル規模での有望なベンチャーのバリュエーションが大きく引き上がっているが、今回の2号ファンドが組成されると、特にAI銘柄等は並のVCだと手が出せない水準まで上昇してしまうのでは。既にその話もちらほら聞くようになったが。。
孫さんは本当に世界を動かしているなぁ。