【野中郁次郎×入山章栄】知はいかにして作られるのか。世界的経営学者が語る
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注目のコメント
いいですね。
昨日、京セラの横浜の研究施設の開所イベントに参加してきました。素晴らしいと思ったのは京セラのリーダーから、稲盛さんの哲学、例えば、人として正しいかで判断するや、企業は人の心を映す、の言葉がそらですらすら出てくるところです。
本気で企業の業績は従業員の心で決まっていて、人として正しい判断と感謝をもってすれば、自ずと結果はついてくることを疑いなく信じており、それが徹底されているのが印象的でした。これはめっちゃ面白いなあ。僕が手伝っているコクリ!プロジェクトで、いろんな人に起きていることは、まさにこの「集団的なフロー状態」だ。そのひとつが、安宅さんに降りてきた「風の谷を創る」構想。
http://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/2019/07/15/015558
ただ、必ずしも「格闘」でなくてもいい、というのがコクリ!から生まれた智慧。
<以下記事からの引用>
現象学は、個人の実感を出発点としましたが、たどり着いたのは自他の区別のつかない母子間に生じる「共感の世界」でした。そこから言語の発達を経て、主客分離や分析的な知性が育まれていくと考えます。
その上で「成人のレベルで、人と人とは、感性と理性を総合する共感によって主客一体になれるのか」と問います。その答えをヴァレラは神経現象学からアプローチしましたが、me-thinkingからwe-thinkingになる相互主観性を生み出すことができると主張しました。
たとえば社会心理学者のチクセント・ミハイが提唱した、スポーツ選手同士が「我を忘れて無我の境地」になる「フロー状態」のような関係がそれです。そろっと始動した「The Academia」ですが、初回にはぜひとも、入山先生に出ていただきたいと思っていました。この対談のメッセージ通り、まさに知がぶつかりあう対話をしていただきました。