[東京 22日 ロイター] - 日本ショッピングセンター(SC)協会が22日発表した6月のSC既存店売上高は前年比2.4%増となった。

6月は、休日が昨年より1日多かったことや、大手衣料品専門店が値引きセールで売上を大きく伸ばしたことなどが、好調要因となった。

業種別にみると、飲食・食物物販・サービス系のテナントがけん引役となって、全体の売り上げを押し上げたSCがみられた。一方、気温が上がらなかったことから夏物衣料の売り上げが伸び悩んだSCも多かった。映画館を併設しているSCでは、話題作が公開されたことで集客が伸び、売り上げに結びついたところもあった。