アポロ11号の宇宙飛行士がトランプ氏と面会 オルドリン氏は「米宇宙計画は停滞」と苦言も
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注目のコメント
「停滞」とは、もちろんSLSの遅延など進捗の遅さもあるが、
前ピックに書いた会話から察するに、哲学の問題もある。
オルドリンはつまり「火星のアポロ」をやりたい。アポロとは、単純往復ミッション。順々にインフラを築いていくやり方ではない。足跡を残すのが目的なら、前者がいい。後に繋げるなら、後者がいい。
現在NASAがやっているのは、アポロタイプのミッションではなく、順々にインフラを築いていくやり方。必然的に、足跡を残すのは遅れる。
究極には、「政府による有人宇宙開発の役割とは何か」という問題に帰着する。現在やっているアポロ50周年リレー記事のテーマでもある。
中須賀先生、石松さんは、インフラ構築の重要性を説き、アポロに否定的な見解を示す。石松さんは「アポロは失敗」とまで言った。
(中須賀先生:https://note.mu/pequod_crews/n/na1706add40ad
石松さん:https://note.mu/takutoishimatsu/n/n62bae78e4510 )
逆に僕は、アポロタイプのミッションこそ、税金を使ってやる有人宇宙開発のあるべき姿と思う。インフラ構築は民間にやらせた方が絶対にうまくいく。
https://note.mu/pequod_crews/n/n075ea4444cfa
オルドリンもこの考えなのだろう。つまりは、どちらが正しいというより、哲学の違いである。