国民皆保険制度は崩壊の危機。理由は「高齢化」だけではない
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いつも感じますが、医療の発達が問題なのではない。
使う側のモラルが問題なのです。
少し前、『医療費に含まれている薬価の5000億円分は、市販薬で済むものである』という記事を読みました。
『処方薬の方が安いから』が理由です。
1人の高齢者が3つの医療機関にかかり、42種類の薬を処方されていました。
また、医療機関同士の連携に対する仕組化ができていないため、新たな受診先では、検査から入ります。
社会保険は半額保険徴収、半額公費の国民皆保険制度です。
患者や医者・薬屋など、個人の損得で医療費を使うと、破綻するのは当たり前。
必要に応じて必要な医療を自己判断できないなら、せめて高齢者には、総合診療医のかかりつけの医者を強制的に決め、包括的診療と医師には責任を課した方が良いと思います。
医療費が急激に向上するのは、70代からです。医療費増大対策として、風邪薬とかは薬局で自費購入、医療も保険の範囲と自費での選択性のようになってくると想定されるので、格差は広がってくるでしょうね。そういう風になると、より予防の方に意識が向くかもしれません。医療費を抑制をネガティブと捉えるか、アイデアを出してポジティブに変えるか、知恵の絞りどころだと思います。
年金制度が危ぶまれれば、医療保険制度も同じく危ぶまれるのは自明ですね。
労働人口が確実に減少に向かっているので、税収は今の仕組みだと減ることになりますから、増える医療費に対応出来なくなってしまいます。
ということは、医療保険制度を変えるか財源を確保するために増税するかが仕組みからのアプローチになりますね。
あとは国民全体の健康や病気、治療、予防に対する考え方をこれからの時代に合わせて改めていく必要があるのかも知れませんね。