業界の今後占う試金石、TBSラジオが進める“人体実験”の中身
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注目のコメント
『インターネットラジオ「radiko(ラジコ)」の視聴データを基にリスナーの増減などが1分単位でわかるシステムを開発』
テクノロジーの進化によって爆発的にインターネット広告は成長しているけれど、今後は既存メディアにおいてもテクノロジーを活用した新しい事例がどんどん出てくるようになる。オーディオ広告もその1つ。radikoで数字を取るなんてそんなに難しいことじゃないだろうし数年前からできたことだと思いますが、フタを開けるのを嫌がった人がいるのかもしれないですね…。
データを取ってフィードバックの1つに据えることは大切だけど、短期的な視聴率を取ることに最適化してしまうと健康食品のLPみたいになってしまって、長期的なブランドを毀損してしまいかねない怖さがあります。
数字は追わないといけない。でも数字に出ない感覚を大事にした番組づくりもすごく大事。このバランス加減はなかなか難しく、数字を追い始めたのは大きいようで、実のところそこまで大きくしたらいけないことでもあると思います。通信か放送かという伝送路の区分より、視聴データを使うか使わないか、が本質的な差になりつつあります。ラジオはテレビに10年先んじてネット同時配信をスタート、データ利用も先行します。さて、テレビはどうする?