宇宙への夢を語ることで科学技術は進歩する
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いい話。
水槽にインクを落とすと、ふわっと広がりますよね。それは固まっているほうがエネルギーを必要とするからです。人間も地球上に固まって暮らしているほうがエネルギーを多く消費するので、どこかの時点で重力を振り切って地球の外に出て行くことでしょう。
私は、人間とは生存圏を拡大していく生き物だと考えています。それはDNAで決められた宿命のようなものです。これまでは地球の中で居住環境を広げてきましたが、これからその活動は地球を飛び出し、月や火星まで拡大していくのではないでしょうか。イマイチですかねぇ、設計、生産への夢じゃ
この話↓は2年生の授業で技術倫理の回に教えています(そういうメリケン大学多いのでは、と思います) 私の理解では、大予算国家プロジェクト発注に絡んだポリティクス、安全よりコスト納期優先の現場意識、量産でないが故のオリジナル設計者による design for supply chain 軽視、
オリジナルの設計意図を想像できずに設変を行った技術者の知識不足、それをに気付けなかった設計チェックシステムの不備、などが最悪の形で噛み合ってしまった結果の悲劇ですねぇ 工業生産物が関与した、他の多くの悲劇と根本原因群は驚くほど似ています
"ヒトはどうしようもなく愚かだが、君たちエンジニアが失敗から学び続ける限り、未来は明るい、ただ責任は大きいよ"、というメッセージで授業はシメますよ
「チャレンジャー号の事故を知った時は、膝が震えるほどの衝撃を受けました。それは宇宙で研究ができなくなることへの落胆や、自分が搭乗することに対する恐怖からではなく、人類が威信を賭けてつくり上げた科学技術の結晶は、これほどまでにもろいものだったのか、という思いからです。」「私が地上で患者さんたちと戦っている間に、医学研究はそこまで進歩していたのかと、まったく新しい世界が目の前に提示されたように感じて興奮しました。」
→「患者さんたちと」の表現が好き。また、新しい世界が提示された時に、すぐに好奇心を持てるところが見習うべきところ。
「私は留学先が海外ではなく宇宙だったという程度に考えており」
→これからの子供達に留学を再定義している。未来志向が堪らない。
「チャレンジャー号の事故を契機に、科学技術が進歩すれば何でもできると思っていた人間の自信がいかにはかないものであり、人間がやることなど地球の歴史で考えれば大したことないと思い知らされました。」
→この想いこそがさらなる科学技術の進歩を生む。
などなど...
読むほどに、子供達に知ってもらいたいと思えるインタビュー。