「産業用ロボットを導入している企業」と「しない企業」の圧倒的な差をグラフで可視化するとこうなる
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産業用ロボットの導入/未導入が生産性と雇用に与える影響を示している。
1990年から2015年にかけて未導入企業の生産性向上が100ポイントであることに対し、導入企業は200ポイントと倍の生産性向上。その内訳として、生産効率の向上という直接的な効率化が70ポイント、労働者の配置転換などによる間接的な効率化が30ポイント伸びることで、産業用ロボットの導入は生産ライン効率化に留まらないとのこと。
見事に「ロボットが雇用を奪う」という考え方が間違っていた、ということが分かるが、じゃあ、今後も同じ結果かというとなんともいえない。
生産性向上には前向きな設備投資が必要であることは変わらないが、
現在導入が進むRPA、広義のロボット、AIと言ったものを導入して弾かれた労働者が、配置転換されて間接的な効率化に寄与するのか、というところは大いに検証が必要と思います。