世襲の伝統守るため 女性・女系天皇を容認する | | 山尾志桜里 | 毎日新聞「政治プレミア」
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注目のコメント
女性天皇・女性宮家は認められる可能性があるが、女系天皇は認められないだろう。
また、旧皇族の皇籍復帰に関しての懸念点も稚拙と言わざるを得ない。
(1)600年さかのぼらないと天皇の血筋に合流しない
→例えば、東久邇宮家は明治天皇ならびに昭和天皇の御息女との婚姻関係があり、「血筋」は近い。これを「女系継承ではないか!」と浅はかな指摘をする人がいるが、皇位継承における男系・女系の区別の起点は皇祖である神武天皇であると、憲法義解にて明文化されている。
(2)男子が生まれないと皇位継承につながらないという問題は変わらない
→それは女系天皇を認めたとしても本質的には変わらない。
(3)国民が自然に受け入れることが難しい
→では上皇后陛下ならびに皇后陛下は国民が自然に受け入れられないものだったのか。
(4)どういう基準で選ぶかが不明
→ヒアリングも検討も行なっていない段階で、これを理由に却下するのは合理性に欠く
皇籍復帰は本質的な難しさを抱えている。ただ、検討はしてもいいのではないか。