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カルフール中国撤退、時代の寵児はこうして墜落した

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  • 上海駐在 中国事業

    カルフール。日本では「鳴り物入り」で登場し、ひっそりと日本を撤退していた超大手スーパー。ところが中華圏では絶好調でした。私の台湾時代、そして上海ではお世話になってきました。そんなカルフールの中国事業でしたが、形勢はすっかり逆転し、ついには中国内の様々な小売事業者に競り負けるという局面を迎えています。本稿は秀逸で、その原因を同社内部に求めています。そこから私たちは何を学べばいいでしょうか。

    もちろん、赤字ではあっても、その優位性は決して色あせていません。集客力のある位置に立地し、相変わらず、膨大な商品群を取り扱っています。店内は週末ともなれば、客で溢れかえっています。しかし、カルフールは決して「進歩性を感じる」店舗ではありませんでした。話題にも乏しく、小売業としては「待ちの姿勢が」目立ちました。コンビニが登場し、ネット購入が当たり前になり、おまけに食事デリバリが急激に普及。同店舗に行く回数はそれほど減っていなくても、買って帰るものがあまりない状態(つまり客単価が大幅に下がったはず)でした。そこに本稿で指摘された要因が重なり、同社はついに赤字に転落します。固定費用が膨らみすぎていたのが原因だと思われます。どの企業にとっても、競争力の柱となるのが固定(的)費用です。しかし、その中身(好立地、大面積、ムダに豊富すぎる商品を並べる)を変えきれなかったカルフールの堕落は、今日の必然だったのかもしれません。


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