全国最年少市長が実践する「二刀流マネジメント」

2019/7/10
最前線で活躍するイノベーターたちの講義をオンラインでお届けする動画講義『MOOC』。今月からは「マネジメント」特集をスタートしている。
今回はその第二弾として、異色のキャリアから全国最年少市長として当選を果たした、大阪府四條畷市長・東修平氏の「いきなりリーダーになったあなたへ」をお届けする。
リーダーを務めるには、「知識」や「経験」が必要だーー。
多くのビジネスパーソンはこのような常識にとらわれているかもしれない。
しかし、本講座の講師である東氏は全く異なる考えを持ち「あるポイントを押さえれば『いきなりリーダー』になったあなたでも組織を変革し、成長に導ける」と述べる。
本講座では日本で最も若い市長(2019年7月11日時点)である東氏が、リーダーになった方に向けてマネジメントのポイントを「約3分×5回」でお伝えする。
いきなりリーダーになったあなたも、マネジメントの悩みが解消されるだろう。
ここでは、無料公開中の第1話の内容と講座の全体像を紹介する。
無料公開中の第1話はこちら

リーダーに「知識」や「経験」は不要だ

突然ですが、皆さんこの漢字は読めますでしょうか?
しじょう...読めますか?正解は「しじょう”なわて”」です。
私は大阪府の北東部にある人口約5万6千人の四條畷市で市長をしています。
27歳の時に立候補し、当選時は28歳で最年少市長となりました。
今回は私のように「いきなりリーダー」になった方が、どのように「マネジメント」をすればいいのかお伝えします。
リーダーには「知識」や「経験」が必要だと思っていませんか?
もしくは自分には「権限」がないからリーダーになれないと考えていませんか?
しかし、リーダーになるには「知識」、「経験」、「権限」は全く必要ありません。
この変化が激しい時代に必要な「知識」を得るまでリーダーになれないと思っていたら、いつまでたってもリーダーにはなれません。
しかし「いきなりリーダー」になった方が「知識」、「経験」、「権限」無しでやっていこうとすると悩みにぶち当たります。
それは何か?
書店に行くとリーダーシップやマネジメントの本はたくさんありますが、本によっては「”トップダウン”で決断する」とあり、別の書籍では「意見を吸い上げる”ボトムアップ”で運営せよ」とあります。
果たしてどちらが正しいのか、知識や経験がないと判断がつきません。
それでは、もし「いきなりリーダー」になったらあなたはどちらが必要でしょうか?
正解は「どっちも必要」になります。
なぜ両方必要なのでしょうか?
次回以降、その理由を解き明かしていきましょう。

全国最年少市長のマネジメント術

いきなりリーダーになったあなたへ」では、第2話以降でその内容を詳細に解説する。
第2話以降のタイトル、内容は以下のとおり。マネジメント術はもちろん、東氏のわかりやすく明快な話し方にも注目だ。
「トップダウン式」と「ボトムアップ式」、東氏はどちらもマネジメントを行うで必要と指摘した上で「その"順番"が重要だ」と述べる。
なぜ「順番」がキーポイントになるのか?東氏が組織改革の例を踏まえて解説する。
「トップダウン式」のマネジメントを実行する上で何が大事か?
東氏は「組織変革につながる明確なビジョン」、「リーダーが率先して行動する」、「圧倒的努力」の3つを挙げる。
本講義ではこの3つが求められる理由を明かし、「いきなりリーダー」がどのようにトップダウン式マネジメントを進めればよいかお伝えする。
組織が安定化し、軌道に乗り始めたら「ボトムアップ式」マネジメントに切り替える時期が到来する。
そしてボトムアップでは、「トップダウン式」マネジメントとは異なるアクションが求められると東氏は指摘する。
その中でもポイントになるのが「不在」、「露払い」、「体重計」の3つだ。なぜこの3つが重要になるのだろうか。
「トップダウン式」と「ボトムアップ式」、全く異なるマネジメントスタイルを実行する上で欠かせないことがある。
それが「チームを組んでそれぞれのフェーズを戦う」というものだ。
果たしてどのようなチームを組めばよいのか。東氏が自身の経験をもとに解説する。
アカデミア会員の方は、アプリにて全エピソードを視聴いただけます。詳細は以下の画像をクリックしてサイトをご覧ください。