[1日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、自身の投資会社バークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>の株式のうち自らが保有する約36億ドル分をビル&メリンダ・ゲイツ財団など5つの慈善財団に寄付する。

寄付額は2018年の34億ドルを上回り、過去最高となった。

バークシャーの発表によると、バフェット氏はバークシャーのクラスB株式およそ1681万株を寄付する。

同氏は2006年、自身が保有する株式を寄付する意向を表明。今回の寄付を含め、これまでに345億ドル超相当を寄付した。

今回の寄付は5分の4がゲイツ財団に送られる。残りはスーザン・トンプソン・バフェット財団、ハワード・G・バフェット財団、シャーウッド財団、ノボ財団に寄付される。

今回の寄付後、バフェット氏が保有するバークシャー株の比率は約15.7%、議決権は約31%となる。同氏は2006年時点で保有していたバークシャー株のうち45%を手放した。