[東京 1日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比290円35銭高の2万1566円27銭となり、大幅反発で始まっている。

29日に行われた米中首脳会談で通商協議の再開が決まり、米国は第4弾の対中追加関税の発動を当面先送りすると表明した。予想通りの結果だが、市場に安心感が広がり幅広く買いが先行している。

トランプ大統領が米企業によるファーウェイへの部品供給を一部認める方針を示したことも材料視され、半導体・電子部品株は全面高商状となっている。

寄り後に日経平均の上げ幅は350円を超え、取引時間中としては5月8日以来の高値水準で推移している。