[大阪市 29日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は29日、石油輸出国機構(OPEC)との原油減産合意を6カ月から9月間延長することで、サウジアラビアのムハンマド皇太子と合意したことを明らかにした。

20カ国・地域(G20)首脳会議の合間にムハンマド皇太子と会談したプーチン大統領は、サミット閉幕後の会見で、現行の方式、同じ規模の減産を続けることになると述べた。

OPECとロシアなどの産油国(OPECプラス)は、6月30日が期限の日量120万バレルの減産の扱いについて7月1─2日に協議することになっている。

プーチン大統領は「ロシアとサウジは延長を支持するつもりだ。延長期間については、6カ月か9カ月かまだ決めていない。おそらく9カ月だろう」と述べた。

9カ月の延長なら2020年3月までとなる。