[ソウル 28日 ロイター] - アジア時間の原油先物は横ばい。米中首脳会談が合わせて予定されている20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に関心が集まっている。

0043GMT(日本時間午前9時43分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は0.05ドル(0.08%)高の1バレル=66.60ドル。

米WTI原油先物<CLc1>は0.02ドル(0.03%)安の59.41ドル。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド(ANZ)銀行はリポートで「米中の休戦は見込まれないものの、数日後の石油輸出国機構(OPEC)会合に向けた状況設定になる」と指摘した。

その上で「米中協議が前向きとなった場合でも、OPECは現行の減産合意を年末まで延長するだろう。ただ、供給増の問題を踏まえると減産幅拡大の可能性は低い」との見方を示した。