「慢性腰痛の名医」がMRIを撮らないで治療する理由 - News&Analysis
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MRIもCTも撮らないと書いてありますが、
>MRIなどの画像診断や血液検査は、患者さんの痛みが、悪性腫瘍、感染症、骨折などの明らかな外傷、リウマチとその周辺の炎症性疾患が原因なのか否かを見分けるために行うものです。当院を受診される患者さんの場合、検査も治療もやり尽くした方ばかりですので、まず必要ありません。
ということですので要注意。すでに他の病院で検査されている人が多いので撮らないということです。なんの検査もなしで見逃したらえらいことになることがあります。
そして、まず痛みを取る、という治療方針には賛成です。痛みが続くと、痛みの神経回路が過敏になり、痛みが強くなっていきます。
抗鬱剤も有効です。
私の家族は、局所ブロック治療も効かず、医師がさじを投げてましたが、抗鬱剤でびっくりするほどぴったりと痛みが止まりました。
抗鬱剤が効く痛い疾患はかなり多いのではないかと想像しています。逆流性食道炎もその一つです。
抗鬱剤を拒否する人はかなり多く(うつ病とされるのに抵抗がある)、苦しみ続けるわけですが、抗鬱剤で簡単に痛みが止まり、びっくりします。何でもかんでも診断機器に頼らないというのはまさに本質なんでしょうね。先生の患者さんの見方をノウハウ化する方が世の中の役に立つかもしれません。疼痛は帰納的な問題のみならず心理的影響も及ぼすので、痛みを何とかすることは重要に思えます。