田原総一朗が憲法9条で安倍首相を斬る――「“改憲した総理”になりたいだけ」
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注目のコメント
記事を書いた記者です。
主張の是非は別として、田原総一朗氏による、戦後ずっと棚上げされてきた改憲問題の本質的な議論を問う単独インタビューです。
炎上する年金問題などに比べれば、国民生活と一見遠いような憲法の論点。
しかし、安全保障や国防、権力の暴走といった問題もまた、イデオロギーと関係なく、私たちにとって想像しなくてはいけない、切実なテーマです。
結局は、国のあり方を「自分事」として考えられるか。当たり前の事を選挙前に田原氏は突きつけているのです。田原総一朗さんに憲法改正についてインタビューしました。憲法改正についてはさまざまな意見があると思います。ただ、事実状態として、自衛隊には現状、何をどこまでやっていいのかという法的な「戦力統制規範」がありません。このまま戦力統制規範がないままの自衛隊を持っていると、何かが起こった時に自衛隊を縛る規定がないということで、「そのことが問題だ」と田原さんは仰られていました。伊勢崎賢治さんの主張も同様です。85歳になった田原さんが人生の晩年で考えていること。そのことが詰まっているインタビューです。ぜひお読みください!明日公開の後編では、田原さんのジャーナリストとしての原点に迫っています。