日本の大学生が「%」を理解できなくなった理由
東洋経済オンライン
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「「%」は世界共通の単語。にもかかわらず、高偏差値大学の学生でも理解していない、と多くの先生が私に言ってきます。」
「また、教員になった教え子が200人くらいいますが、プロセスが間違っているのに「答えが合っているんだから丸にしろ」と抗議する生徒が増えている、と何人もが言っています。」
筆者の言う、「読まずに書いて」側で申し訳ないですが、この記事からは%が分からないという客観的数字は示されておらず、むしろ筆者の伝聞のみが根拠のように読めてしまいます。
少子化に加え、大学への進学率があがっているので、大学生全体の平均値として学力を算出すると明らかに下がっている傾向にあると思いますし、その点においては根拠となるデータを示すのは容易いでしょう。
しかし、一部の学生の結果をもって「%が分からない大学生」というように全体で表現することは、かなり違和感がありますし、私は若者を貶めているように受け止めます。この表現方法を取るならば、「論文の書き方を知らない日本の大学教員」と言った表現もあり得てしまう。ただ、そういう負のやり合いは非生産的なので、やりたくないですね。一部の天才を除き、自分含めみんなの記憶力なんぞたかが知れてる。それなのになんで暗記に頼って勉強しようとしてるのか不思議でならない。
理屈を抑えて暗記する量を減らそうと思わないのかな…。これは文系科目にも言えること。日本史を勉強するにも、その土地の地理条件だったりその時代の世界情勢を抑えるべきだし、英語だって文章の作り方は決まってるのだから5文型を体に叩き込んだ上で、関係代名詞や不定詞の役割を把握したほうがいい。
文系理系以前に、勉強へのアプローチ方法を考えるべきだと思う。
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