30年五輪招致から大幅変更 7年前ルール改定、IOC

コメント

注目のコメント

• 深田 昌則

  カーマインワークス 代表

  ・2019年06月22日

  現在は各ホスト都市は招致レースが終わって7年間で五輪大会の準備をしてきた。もしそれより前に五輪大会招致が決まるのであれば、競技会場や都市インフラ整備に時間も（予算も）かけられる。だが同時に、10年以上先の都市インフラニーズを踏まえた計画も必要となり、計画と遂行の難易度は上がる。10年後の政治的安定も確保出来るかもより難しくなる。つまり、政治的経済的に安定した国や地域で開催される傾向が高まるか、または計画破綻し招致返上のようなことが起こりやすくなる。現にアジア大会や東南アジア大会、南アジア大会などでは計画破綻が相次いでいる。
  
  良くも悪くもバッハ会長はロゲ前会長の路線からいろいろと新機軸を打ち出してきているが、2030年以降の五輪運営にどのようなビジョンを描き、世界平和や友好、地球環境などの社会課題にどう貢献して行くのか、わかりやすいメッセージが聞きたいところです。