[ワシントン 20日 ロイター] - イランに撃墜された米軍の無人偵察機について、米当局者はロイターに対し、無人偵察機の残骸はホルムズ海峡の国際水域にあり、米海軍の船舶がこの海域に派遣されていることを明らかにした。

イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」は、米軍の無人偵察機が南部ホルモズガン州で「イラン領空に入った際」に撃墜した[nL4N23R1GH]としており、残骸が公海上にあるとすれば矛盾することになる。

撃墜されたのは米海軍の「MQ-4Cトライトン」。米軍は残骸が浮遊している具体的な海域について現時点では明らかにしていないが、残骸の位置が確認されれば、イラン側の主張に疑義が生じる物的な証拠になる可能性がある。