[東京 20日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤の水準から円高の107円半ば。一時107.55円まで下落し、今年1月4日以来5カ月半ぶり安値をつけた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)後に強まった米金利低下の流れは、アジア市場でも継続。米10年債利回りは1.97%台と16年11月以来の低水準をつけた。

市場では、米利下げでドル安が続くとの見方が多いものの「利下げで米景気の下支えが明確になれば、株高を通じて円が下落する可能性もある」(証券)との声も出ていた。

日銀はきょうの金融政策決定会合で、現行政策の維持を決めた。発表後の反応は特段なかった。