マクロン仏大統領と安倍首相、日産自巡り来週協議へ-仏当局者
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マクロン大統領は、国民から自分がゴーン氏の味方だと思われたくない。彼の課題は、何よりもフランス国内の生産拠点の存続と雇用の維持だ。フィアットとの関係を強めれば、将来的に、EU向けの生産拠点がイタリアに持って行かれるかもしれないという心配がある。また、その不安の根底には、フランス政府が今のイタリアの政権(特にサルビーニ副首相)を信用していないという事情もある。ちなみに、チエリー・ボロレCEOによると、ルノー側はフィアット=クライスラー(FCA)側から何ら新しい提案を受けていないということだ。
両社がそれぞれ政府と繋がって主導権争いを繰り広げる構図は民間企業として、とても違和感を感じてしまいます。
ルノーはともかく、日産は首尾よくゴーン氏を追い出した後のことをどこまで考えていたのか?
完成検査不正やアメリカ事業の失敗に象徴される社内改革も待ったなしなのに、中のことにエネルギーを割きすぎです。これではアライアンスがどんな形で当面の決着を見るにせよ、業績の回復はおぼつきません。業績の回復がおぼつかない先にはまたぞろ社内外から雑音が聞こえてくることになりかねませんね。