[東京 18日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の108.36/38円。

前日の海外市場では、弱い米経済指標にも関わらずドルが下げ渋ったが、この日は、実需の買いが一巡すると、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたポジション調整のドル売りが先行した。

豪中銀の議事要旨を挟んで、豪ドル/円やユーロ/円などのクロス円が円高方向に振れたことや、米長期金利が小幅に反落したことも、ドル/円の上値を重くした。

市場参加者は日本時間20日の早朝に判明するFOMCの結果を固唾を呑んで見守っているが、市場参加者が現在最も警戒しているのは、市場予想よりハト派度合いが弱いFOMCの結果だという。