[東京 18日 ロイター] - 西村康稔官房副長官は18日午前の記者会見で、イランが来月以降、ウラン濃縮のレベルを高めると表明したことについて、懸念を持ち注視しているとし、イランが核合意を順守することを期待すると述べた。イランは米国が離脱した核合意について約束が守られていないことを理由に挙げている。

13日に日本の海運企業が運航するタンカーなどがホルムズ海峡にて攻撃を受けたことについて、米国をはじめ関係諸国と連携して引き続き情報収集にあたっていると述べるにとどめた。

また同副長官によると、28日から大阪で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)を前に、マクロン仏大統領が26日から訪日し、天皇陛下と会見、安倍首相とも会談する。

(中川泉 )