[ブリュッセル 17日 ロイター] - ルクセンブルクのアッセルボルン外相は17日、英国の次期首相が、欧州連合(EU)離脱協定案を再交渉できると考えるのは誤りだとの見解を示した。

アッセルボルン氏は「誰が次期首相になるかは関係なく、協定案はテーブルの上にある。受け入れるか、受け入れないかだ」と述べた。

一部の詳細は再交渉が可能かもしれないが、アイルランド国境へのハードボーダー(物理的な国境)設置回避を保証する「バックストップ(安全策)」や市民の権利を含む主要問題は既に決定していると指摘。協定案を再交渉できると主張するのは「誤っている」と述べた。