[ドバイ 16日 ロイター] - イランは17日、2015年に締結した核合意のさらなる履行停止に向けた措置を発表する。イラン政権に近いタスニム通信が16日、情報源を明らかにせず報じた。

それによると「イランの原子力エネルギー当局はあす、アラク重水炉で、合意に基づく履行のさらなる停止に向けて準備してきた措置を発表する」という。

濃縮ウランの在庫増加や重水の生産拡大に向けた措置が含まれる。

イランは5月、核合意の履行を一部停止。60日以内にイラン経済が米国の制裁から守られなければ、濃縮ウランの生産を増やすと表明した。