【トップ対談】JR×ヤマトHD。日本を救う「新幹線物流」の全て

2019/6/17
これからの鉄道は「ヒト」ではなく「モノ」の移動が収益源になるかもしれない。
物流業界は今、人手不足・働き方改革によって悲鳴を上げている。もはやトラックに依存した物流は限界に来ており、鉄道や海運に転換するモーダルシフトは焦眉の急だ。
ところが、国内貨物輸送量に占める鉄道比率はわずか約5%。モーダルシフトは遅々として進んでいない。
問題はどこにあるのか。NewsPicksは、物流危機の深層と解決策に迫るべく、運輸業界を代表するJR、ヤマトの元トップによる対談を実施した。
2人の口から飛び出したのは、「新幹線を貨物輸送に活用せよ」。少し意外に聞こえるが、技術的には何の問題もなく、詳細を知ればいかに現実的な内容かが理解できる。
さらに新幹線物流は、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)のカギであり、日本経済を活性化させる必殺技ともなり得るという。
運輸業界を知り尽くした日本の頭脳2人が、新しい物流の在り方を提言する。