[ワシントン 14日 ロイター] - トランプ米大統領は14日、来年の大統領選でロシアによる介入を容認すると受け取られかねない発言をして与野党から反発を受けている問題で、発言を修正する姿勢を示した。

問題になったのはトランプ氏が12日のABCテレビのインタビューで行った発言。対立候補に致命的となる情報ならば、外国からの提供であっても積極的に耳を傾けるとの趣旨で「それは介入ではない。彼ら(外国)が情報を持っていて、私がそれを受け取る。もし何か問題だと思えば、連邦捜査局(FBI)に知らせるだろう」と語った。

トランプ氏はフォックス・ニュースとのインタビューで、「内容は見るが、もちろんFBIに情報を知らせ、司法長官などに報告する。米国でそんなことを発生させてはならず、皆それは理解している」と述べた。