NBA、ラプターズが初優勝 決勝第6戦、カナダ勢として初
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ラプターズファンの喜びを見ているとこちらまで嬉しくなる、歴史的優勝でしたね！！本当にラプターズは強かった。勿論第7戦まで行って欲しかったですが、今年のWarriorsは怪我が多かった。。クレイが膝負傷した後にフリースローで戻ってきて、ヒーローの様になっていましたね。
優勝した時にカワイがインタビューで「どんな時もワークアウトし続け努力してきた結果が実って嬉しい」という様な事を言っていて、ストイックでかっこいいなあと思いました。MVPも当然ですね。
トロントはホッケーの街として有名だったのに、バスケの街に創業24年目でなったのを見ると、まちづくりの観点からも学ぶことが多い今年のプレーオフでした。「チャンピオンは一夜では出来ない」と昨日インタビューでラプターズの人が言っていた通り、全くバスケタウンではなかった当時、カナダ人のNBAプレーヤーは2000年代で4人だったのが今では13人程に増え、将来のプロ選手を育てるAAUクラブチームの数も一気に増えていったそうです。(この記事参照。https://www.washingtonpost.com/sports/2019/05/11/before-raptors-toronto-barely-understood-basketball-now-its-hotbed-hoops-talent/)
移民がとても多く、人口の50%がマイノリティ系という構成も、優秀なアスリート人材を育成、市場を開拓するのに役立った、とのこと。次の世代を育てて街を作る、その過程でスポーツの街になるのですね。
面白いプレーオフでした！昨季、コーチオブザイヤーを獲得したドウェイン・ケイシーを解任し、ヘッドコーチ経験がないニック・ナースを起用。
長年エースを務めチームへの忠誠心が高かったデローザンを放出し、怪我から復活できるかわからないレナードを獲得した時、ラプターズは崩壊すると正直思った。
結果は、初のNBA制覇。
完成に近づいていたチームを解体し、リスクを取ってチームを再編したマサイ・ウジリGMの手腕は圧巻。
ビジネス的観点から書かれた、彼のストーリーを是非読んでみたい。優勝するチームはなにかあるな、という勝ち方をしてくれたラプターズ。ウォーリアーズは怪我に泣かされましたね。あれだけ中軸が怪我してもここまで戦えるのは地力の強さを物語っています。
Kevin DurantはケガをしたのでGSに残る確率が高まったんじゃないかな。新しいclinicalスタッフで環境変えてリハビリするリスクは取りたくないのでは。GSなら他にスターもいるから負担も少ないだろうし。
Raptersは連覇に向けてはしっかりセンターらしいセンターがほしいところ。KawhiがシューティングガードでSiakamがスモールフォワードくらいの感じの方が良さそうな気はする。ちなみにSiakamの奥さんはブラジル人らしい。
久々に結構プレイオフからファイナルまで見ました。これでカナダが盛り上がってくれるといいなあ。
