[東京 14日 ロイター] - 原油先物価格は14日、続伸している。原油価格は前日、ホルムズ海峡に近いオマーン沖で石油タンカーが攻撃されたことを受けて供給不安が広がり、大幅上昇していた。

ここ数週間原油価格は、需給を巡る懸念で軟調に推移していたが、前日には一時4.5%上げる場面もあった。

0313GMT(日本時間午後0時13分)時点でブレント先物<LCOc1>は0.50ドル(0.8%)高の1バレル=61.81ドル。前日は2.2%高で終了した。

米WTI先物<CLc1>は0.21ドル(0.4%)高の52.49ドル。前日は2.2%高で引けた。

一方、石油輸出国機構(OPEC)は13日に公表した月報で、世界的な原油需要の見通しを下方修正し、通商を巡る国際的な緊張が高まる中、見通しの一段の引き下げもあるとした。

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