[12日 ロイター] - 米抵当銀行協会(MBA)が12日発表した6月7日までの週の米住宅ローン申請指数(季節調整後、新規購入・借り換えを含む)は前週比26.8%上昇の529.8となり、2016年9月以来の高水準となった。

一部の住宅ローン金利が17年9月以来の水準に低下したことを受け、借り換え需要が急増した。

30年ローンの平均金利(固定)は4.12%と、前週の4.23%から低下し、17年9月以来の低水準となった。

借り換え向けローン申請指数は1956.5と、前週比46.5%上昇し、16年11月以来の高水準を記録。ローン申請に占める借り換えの割合は前週の42.2%から49.8%に上昇した。

将来の住宅市場動向を占う上で参考になる新規購入向けローン申請指数は10%上昇の278.4。4月12日の週以来の高水準となった。