[東京 11日 ロイター] - シャープ<6753.T>は11日、みずほ銀行と三菱UFJ銀行が保有する優先株を21日に買い取り、消却すると発表した。シャープは経営危機に陥った2015年、20万株の優先株を発行していた。うち、9万2000株は今年1月に買い戻しており、今回は残りの10万8000株を買い取る。

買い取り総額は約970億円。これで、経営危機時に資本増強のために発行した優先株を全て消却することになる。