【直撃】いよいよ始まった、「アマゾンスーパー」第2章の勝算 

2019/6/11
巨人アマゾンがネットスーパーの強化を図ろうとしている──。
アマゾンが日本で生鮮食品を扱うようになったのは「Amazonフレッシュ」を始めた2017年4月。
それから、2年。次の一手は、スーパーマーケット「ライフ」を運営するライフコーポレーションとの協業だった。
いわば、これからアマゾンが手がけるネットスーパーの「第2章」が始まると言っていいだろう。
生鮮食品のEC(ネット通販)については、楽天とウォルマート傘下の西友も昨年共同運営するネットスーパーをオープンさせたばかり。アマゾンとライフがどのような新しいネットスーパーを作るのか。
そのキーマンであるアマゾンジャパンの荒川みず恵Prime Now/Amazonフレッシュ事業本部長を直撃した。
生鮮ECに「正解」はない
──生鮮のECは難しい、と小売業の中でも言われています。アマゾンがそこにチャレンジする理由は何でしょうか。
生鮮は難しいです。アマゾンの中でも非常に難しいビジネスです。
他国の状況を見ても「これが正解」というのが見えない。霧の中をみんなでかき分けている感じです。
私も、正直Amazonフレッシュや「Prime Now」の事業をやっていて、(生鮮事業には)商いの勘が大事だと思う時がすごくあります。
でも、アマゾンは、「地球上で最も豊富な品揃え」「地球上で最もお客様を大切にする企業であること」という2つのビジョンがある。そして当然、生鮮食品はその「品ぞろえ」の中にあるべきもの、という考えです。
──品ぞろえに必要だから、生鮮が難しくとも参入すると。
日本において、アマゾンが直販で生鮮を扱うようになったのは2017年にAmazonフレッシュが始まった時です。だからまだ、2年2カ月しかたっていない。