介護の人材不足、頼みは外国人 先進地ドイツでは
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介護における外国人の方々の受け入れにおいて、日本は他国に比べてかなり周回遅れになっています。また、後に続くアジア圏の中国なども今後の増大する介護ニーズに対して外国人介護職の受け入れを本格化させていくことが予想され、日本は追い抜かれる可能性も高いです。
日本における外国人介護労働者の環境は決して素晴らしいとはいえません。特に言葉に対するハードルが高く応援環境が不十分です。また彼ら彼女らが生活する職場以外の地域などでは、外国人の方々に対する奇異な目は残っており、生きにくさを感じることでしょう。
外国人の方々からはドイツ、韓国、中国などの国の方が良いという声を聞くこともありました。
一方で、外国人介護職の受け入れが進んでいる他国では、日本ではまだ未解禁の自宅での仕事も進んでいます。しかし、ここには国際的ケア労働差別、性差別、国籍差別、虐待などの闇もあるようで、途上国からいらっしゃる外国人の方々の人権問題もあります。
何れにせよ、日本がどのような選択をしていくのか、我が事として考えていかなければなりません。フィリピンはもう日本を向いていない、というのは2.3年前から言われていた。特に介護場面についてはEPA開始時にフィリピンの看護大学で英語をマスターした看護師が来日、日本語をマスターして帰国、看護師としては働かず外資のコールセンターで仕事をするという流れがあった。フィリピンの看護師は月6万円、外資コールセンターで外国語対応ができれば9万円だという。
日本の介護現場はまだまだ外国人大量受け入れについては整っていない。そもそも介護に関しては「原論」すら構築されていない中でどこまで外国人と共にケアの向上を図れるかは未知数。とはいえ日本人が減っている状況では外国人に頼るのは当然の流れ。インドネシアから来ている介護学生の多くはとても真面目で真摯に取り組んでくれている状況もある。
制度的にまだはっきりしていないので、外国人獲得に積極的になれる事業者は少なく、様子見になってはいるが、生活費居住費を負担しながらの受け入れは現状困難でもある。