[ラスベガス 6日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は6日、ラスベガスで開かれたイベントで、人間のように物をつかむことができる商業用ロボットが10年以内に登場するとの見通しを示した。こうした開発で、世界中の倉庫の作業が自動化される可能性がある。

ベゾス氏は「物をつかむという問題は10年以内に解決するだろう」と述べた。

同氏はこの技術をアマゾンでどう配備するかについては触れなかったが、事情に詳しい関係者が先に明らかにしていたところによると、アマゾンは一例として、ボストンに拠点を置く新興企業、ソフト・ロボティクスの技術についてテストを行っているという。