CxOと事業部長の違いは「3つのキーワード」で説明できる

2019/6/9
CEO、CTOをはじめ、 “Chief ~ Officer”と表記され、企業の成長に欠かせない存在になりつつある執行責任役職 「CxO」。
そんなCxOになるために必要な資質やキャリアパスはこれまであまり明かされてこなかった。
そんな中、エッグフォワード代表の徳谷智史氏は、数百社のCxOと対峙した結果、その共通要素から見えてきたことがあるという。
徳谷氏が体系化した「CxOへのキャリアルート」を全二回でお届けする。
NewsPicksアカデミアでは7月より徳谷智史氏が担当するゼミ「次世代CxOへのキャリアルート」を開講いたします。

CxOとはなにか

エッグフォワードの徳谷です。エッグフォワードは、数百社のCxOと対峙すると同時に、ネクストユニコーン各社へのエグゼクティブ育成サポートも続けてきました。
皆さんは、CxO という言葉にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
CxOとは、CEO、COO、CFO、CTOなどの総称。経営の中核的存在であると同時に、個人のキャリアパスとして視野に入れる方も急速に増えている、非常に重要なポジションです。
ここでは、CxOとは何か、そしてそうなるにはどういった要素や経験が必要かを個人のキャリアと紐づけながら、CAP理論なども用いて考えていきたいと思います。
CxOと今までの管理職とをわけるものは一体何か? ここには3つのキーワードがあると思っています。