サムスンとAMD、モバイル向けGPUの開発で提携
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ついこの間、CEO同士が険悪な関係にあったクアルコムとアップルが電撃和解したかと思いきや、米国のファーウェイ叩きを受けて英ARMが同社との取引停止を表明、そして今度はサムスンとAMDが提携、とスマートフォンの半導体周辺がかなり騒がしくなってきました。スマホ市場が飽和に近づき、製品の差別化が難しくなってきている現在、トップの座を守るには自ら半導体のコア技術を持たなければ、ということなのだと思います。
AMDについては以前、アップルが買収するのではとの不確かな観測もありました。それがBarron'sによれば、昨年にはサーバー用の次世代7ナノメートルCPU「Rome」の今年3Qの投入をアナウンスするなど、ライバル・インテルの機先を制する形で勢いを盛り返し、今年に入って株価が40%も上昇。時価総額は3兆円を超える規模になっています(インテルは20兆円超)。買収をかけにくい局面かもしれませんが、各社ともGPU関連を強化しようとしていますし、とくにアップルは資金が豊富なのでどう出てくるかわかりません。確かなのは(ファーウェイはもちろん)サムスンなどがAMDを買収しようとしても、米政府が絶対に認可しないということですかね。ExynosとRadeonの組み合わせになるのだろうか。
Qualcommにとって良くない方向。
ExynosではARMのGPU(Mali-Gなど)を搭載しているが、こちらも今後が気になる。
SamsungはCPU、GPUとも、独自に開発出来る環境が整ったと言える。SamsungがGPUの開発をしているとのニュースは以前からあったが、Radeonをメインにするのだろうか。
Exynosの外販にも大きな影響があるかもしれない。AMDを買収できなくても、AMD内のATIを買収することは出来るのでは?
少なくとも、ATIをnvidia以外の企業が買収するのであれば、独禁法の問題は生じない。
AMDを生かしてるのは、インテルの反トラスト法対策だと思う