【ドミニク・チェン】どうして日本人は「制服的」にスーツを着てしまうのか?
コメント
注目のコメント
日本のウェルビーイングを研究している、情報学者のドミニク・チェンさん。取材中は、一つのテーマに終始するのではなく、様々な考え方をクロスオーバーさせながらまた新しい視点やアイディアを提起する、というエキサイティングな時間でした。
個人的に、一番グッときたのが「弱さからの思考」。確かに言われみたら、何かを考えたり、作ったりするときにはついつい「強さ」、つまりはストロングポイントやエッジを基点にして考えがちですが、あえて「弱さ」から思考することで、良いコミュニケーションが生まれ、人が優しくなる、というのは目から鱗でした。
これからのビジネスパーソンがより幸せに働いていくには、思考法やマインドセット、働き方のアップデートはもちろん、スーツを外部とのインターフェースとして捉えることが重要なのかもしれません。そして、その選び方として「弱さ」を取り入れることも、一つの方法論なのかなと思いました。いままでスーツを全く着てこなかった人生でしたが、今回の取材を機にUNBUILTのセットアップを頂戴してから、いろいろなシーンで自然と着るようになりました。あまり考えずに、気楽に着られるのがとても気に入りました!
もちろん、記事で話してるように、「とりあえずスーツ」になってしまってしまわないようにしたいなとも思います。特に大学だと、「スーツにしておけば間違いない」と保守的な志向が働いてしまいがちなので。
UNBUILTさんが素敵なのは、「着崩せる」=アンビルトできること。アンダーやシューズなどの組み合わせで、カジュアル〜フォーマルのゲージをシーンごとで自律的に調整することを楽しんでいきたいなと思います。仕事のときのファッションは、基本的には相手へのメッセージになりますよね。
私は、スーツを滅多に着ないと思われていますが、いわゆるパワースーツをちゃんと一通り揃えています。
真剣なプレゼンの時には、最近ではスーツを着ることが多いです。普段着ないと思われているので、スーツを着るだけで真剣さが伝わるという利点があり、大いに活用しています。
ブレストする時は、かなりカジュアルです。これは、相手の意見を話して欲しいから、柔らかい雰囲気を出したいからです。
因みに、昨年のNP感謝祭では、白の柔らかいシャネルスーツ型のジャケットカーディガンを着ました。
気軽に話しかけて貰えたらいいなぁと思い選びました。
装いを変えるのは楽しいですね。
もちろん常に黒を着ていた故スティーブ・ジョブズ氏は、その一貫性が、彼の個性を際立たせていました。
凡人の私には出来ない芸当です。