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注目のコメント
マイケル・ジャクソンの「スリラー」は、楽曲もミュージック・ビデオも、音楽史の時代を分けるほどの衝撃だった。短編映画のような映像と、見たこともないダンスのアンサンブルに、打ちのめされた世代は、クリエイティブの概念を確かに変えられた、私も含め。
あのゾンビダンスの制作費、全てのダンサーのギャランティに至るまで支払ったMJは、稀代の表現者だった。
現在のテクノロジーを使えたなら、MJがどんなクリエイティブを展開したか、想像するだけで体が震える。マイケルジャクソンによって、プロモーションビデオの重要性が
開けたことは間違いもないですが、松永さんが
指摘されるように彼はそれによって
どんな挑戦をしたのか、なぜ曲自体が6分しかないのに
14分のショートフィルムにもっていったのか。
彼が作った今という時代側からの解釈よりも
系譜をちゃんと追うことの重要性は
過去の成功ビジネスを考察する上で
普遍的なものと言えるでしょう。
PVについて補足すると
今年大流行したクイーンのボヘミアンラプソディーも
多くの人に愛されてるPVとなりましたが、
世界観が確立されている曲で視覚表現が加わることの
意味は大きいですね。デザインの歴史を考えてみても
1960年代などはCDジャケットを代表作に持つデザイナーも
多いですし、映像クリエイターとしての処女作が
PVの1シーンという人も最近出てきています。
ポップ音楽はアートとしてコラボレーションが生まれやすい
領域ですがそれに限らず、自分がリスペクトするものを
誠実に増やすことで親和性が高いもの、つまり
コラボレーションによるシナジーのあるものは
不思議と見つかってくると感じています。クリエイティブであるためには、人とはちょっと違う見方をする必要がある。MJのスリラーからそれが学べる。わかりやすい。
リーダーにはチームメンバーの個性を組み合わせ、その個性でキャンバスに絵を描くというクリエイティビティが求められる。チームメンバーの個性を「色」や「素材」と考えれば、わかりやすいですね。
情熱的なコンサルをする場合は、暖色系を揃える。先進技術のコンサルであれば、テック系素材をベースに、猫系の柔らかい素材を入れる。とか。